セマンティック・ウェブを使うと、 (1)情報を取得する側 (2)情報を公開する側 にとってどんなメリットがありますか。 |
セマンティック・ウェブをより具体的に、RDF化とLinked Data化、と言います。これがなされると、(1)取得する側はそうでないときに比べ、必要な情報解析をするためのプログラムを開発するコストが下がるといえましょう。取得可能な情報の内容は変わりませんが、すべてが主語、述語、目的語の標準化された3つ組で表現されているので、解析処理するプログラムを書く際に、標準化されたモジュール群が利用可能となり、本来の解析部分の開発に集中することが出来るでしょう。(2)情報公開する側としてはデータの管理、運用がしやすくなる利点があるといえます。新たな属性を追加するために、RDBならば必要なスキーマ変更をすることなく、新たに述語を追加するだけで済みます。 |