metagenome という用語は 1998 年に Jo Handelsmanl et al., (1998) Molecular biological access to the chemistry of unknown soil microbes: a new frontier for natural products, Chemistry & Biology, 5:R245-249 で次のように導入されました:
これを読めば metagenome の操作的な意味は理解できるのですが、なぜ、metagenome という名前にしたのか由来をご存知でしょうか。カンファレンスやほかの文献での解説があれば知りたいです。 meta- はメタデータならデータのデータのように、ある概念の高次から論じるときにつかわれるので、そこから考えると、genomeのomics という意味での metagenome かなと推測しています。 参照 質問日 Jan 05 '11 at 12:00 mn3 ♦♦ |
カンファレンスではないですが、Wikitionaryの定義はわかりやすいかと思います。 http://en.wiktionary.org/wiki/metagenome
gene+omeであるgenomeはその境界条件がある生物種ですが、ある環境中に存在するgene + omeもまたgenomeであり、一方でそれはgenomeの集合でもあるので、meta-genomeという理解でしょう。定義の中に"genome of many individual organisms"が入るのがミソかと思います。 |